前回の続き
こんにちは。前回の続きです^^
実は、声を出さないときでも、眠っている状態を注視していれば、夢を見ていることはだいたいわかります。
「いまだ」と思うと、私はすぐ彼を揺り起こし、つぎのようにきいたそうです。
「君はいま、ウワゴトをいっていたぞ。どんな夢を見ていたんだ?」三晩ほどつづけて、私はそんな試みを繰り返しました。
彼はそのつど知人の質問に答えてくれたが二晩に数回ということもあったので、3日で計10回ほど)、ムニャムニャと半分ねぼけながらも、いま見ていたのがどんな夢だったのかをちゃんと話せる場合と、話しても要領を得ない場合と、「覚えていないんだ」という場合とがあった。
そのあたりのことを述べるのはここでは本筋ではないので省くが、ただひとつ、興味深かった事実をここにつけ加えておこう。
旅行から帰る飛行機の中で、彼は、しかめっ面を私に向けながら、こういいました。
「先生のおかげで、夢ばっかり見るようになりましたよ」
「えっ・・・・・?」
「ゆうべなんか、夢、また夢。どうしてくれるんですか」
逆説睡眠は妨げられれば妨げられるほど増えてくるものだということを、この実験ではからずも立証していたのです。